日本語 TeX 開発コミュニティ (texjporg) は https://github.com/texjporg 上のリポジトリを使用しています。
この中から主なリポジトリをご紹介していきます(すべてではありません)。
Donald E. Knuth が作った TeX に対して株式会社アスキー(当時)が日本語を使えるようにしたものをベースとし,いくつかの拡張を取り込んでコミュニティで管理している,コミュニティ版 pTeX です。
pTeX の内部を Unicode 化した upTeX です。
pLaTeX や upLaTeX 用の新ドキュメントクラスです。 原作者は奥村晴彦氏です。 2016 年以降,コミュニティによって開発が進められています。
pTeX, upTeX の和文フォント設定を行うためのファイル群です。 かつて jfontmaps という名称でしたが,日本語に加え中国語・韓国語フォント設定も追加した際に改名しました。
多言語化に使われる Babel パッケージに日本語オプション japanese
を追加する言語定義ファイルです。
また,海外の LaTeX 開発者に「日本語と西欧言語の組版の違い」を概説する英語ドキュメントも用意しています。
CJK(日中韓)フォントを Ghostscript で簡単に使えるようにする設定スクリプトです。
(u)pTeX / (u)pLaTeX と dvipdfmx とを連続して実行し,PDF を生成するスクリプトです。
日本語 TeX 関連の実行ファイルをビルドするための,最小限のソースを上流から取り込んでいるリポジトリです。 pTeX, e-pTeX, makejvf, mendex などのプログラムの開発拠点となっています。